わが家の朝ご飯はずっと洋食である。
和食に比べておなかに軽いし、時短でもあるからだ。
ところが最近、田舎の実家を継いだ息子から、ドン!と 30キロの玄米が
送られてきた。
息子が親類に手伝ってもらって作ったのだろうか。
しかしわが家、お米はほとんど食べないのだ。
「どうしよう」という私に、夫は「無理せんでいい、誰かにあげればいい」と言う。
ところが「う~ん、子供の愛を感じるからねえ・・・・」と迷う私。
母親の顔になった私は、朝ご飯を和食に変えることにした。
夫への愛より、子供への愛のほうがやっぱり勝つのだろうか・・・・・
パターンは決まっているとはいえ、時間がかかる。
5時半に起きて、7時までには片付けまでを終わらせる。
食べる分づつ精米するし、煮干しでだしをとるのでけっこう大変である。
でもたしかにちょっとした工夫もできるし、美味しいのも確かだ。
今のところ、続いているから、なかなか感心な私。
とにかく送ってきた新米を食べきるまでは頑張ると思う。
100人の職員を17年観察したところでは、
しっかり和食の朝ご飯を食べてきている人のほうが、風邪をひきにくい。
また病休も少ない。パンや珈琲だけの簡単な朝ごはんの人はスタミナが
ない弱い気がする。
和食は私の胃にはちょっと重いが、白い新米の美味しさは格別である。