睡眠に効く料理を意識して作ってみました↑↑↑
栄養はやっぱりすべての基本です。
みんな気づいていないけどね。
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長い間わたしは「睡眠ほど、自分の勝手にならないものもない」と思いこんでいました。
(実際、薬物を処方しない睡眠アドバイスをできる職業の方、実力のある方はほとんど
いません)
巷の本は断片的で本質をついていないので、その通りしてもなかなかうまくいきません。
私自身、寝つきが悪くて困っていましたので、長らく睡眠導入剤に頼っていたのです。
朝日を浴びることが大切。
寝る時間を決めて、リズムを作る。
寝る前にリラックスできる工夫をする。
それらは全部正しいです、でもそれは小手先の方法論だったのです。
栄養・睡眠学を系統的に学ぶようになってのいろんな気づきの中で。
今日は「朝が起点」という視点で書いてみたいと思います。
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睡眠は、小手先ではない。健康な身体づくりのその上に結果としての良い睡眠があること。
そして、一日の中で考えると。
睡眠の起点は朝であること。
朝から始まり日中の暮らし方・生き方。そしてその先に結果としての睡眠があるのだと
いうこと。
(今までは、睡眠が良いと元気がでる、発想が逆だった気がします)
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睡眠を良くするかどうかはまずは朝で決まる、、、。
私にとってはすごい発見でした。
もちろん、朝日を浴びる大切さなどは知識としては知っています。
知識ではなく「起点は朝」という基本の考えなんです。
朝、起きなかったら夜はねむれないんです。
メラトニンが出るまでに時間が16時間はかかるからなんですけど(笑)
これは急性期の精神疾患の方には応用しないでくださいね。 急性期の方は、寝るのも起きるのも無理ですし、日中の活動を指示しても無理です。 薬物療法が先です。 でもね。 発病して一年もたてばもう急性期ではありませんからね。どれだけ多くの方たちが自分の 暮らしを改善せずに薬のみに頼っていることでしょう。
私は若いころから、朝起きれませんでした。
その上20年くらい前から寝つきも悪くなってしまいました。
山梨に移住して環境も人間関係もガラリと変わったのがきっかけです。
それを「思い切って同じ時間に無理にでも起きて、しっかり食べる」生活に替えました。
「朝ご飯はきちんと摂る」「夜のために朝、たんぱく質をしっかり摂る」生活です。
もちろん庭に出て朝日を浴びる、朝の空気を吸う・・・・などまず朝の儀式を
根本的に大事にしました。
それから日中の過ごし方も変えました。
「頭とからだを使うこと」です。
仕事ってありがたいですね。
お金があれば働かないよって普通は考えますよね。でも頭と体を使って健康にしていただいて
お金までいただけるのが労働です。
生活のために「働かなければいけない」ってありがたいことだと思います。
精神科には「作業療法」という治療がありますからね。
朝の儀式と日中の活動の質。それで睡眠の8割は決まるんです。
体に「朝だよ!」ってことを教え、沁みこませることが出来てはじめて、その16時間後くらいに、メラトニンが出て寝る準備が始まります。
朝の習慣。
日中の活動。
夕食から寝るまでのルーテイーン。
もともと「自分に出来ることは、寝る時間を決めることくらい」
「睡眠ほど思うようにならないものもない」などと真逆に考えていた私。
「自分に出来ること」はいっぱいあって、実はそれは生きる上での基本中の基本だった
のですね。
「睡眠は朝から始まる」に切り替え、意識を変え、生活習慣を変えて実行する。
健康に関心があり、もともと生活の基礎ができている私は睡眠薬を完全に手放して
熟眠できるまでにそれほど時間はかかりませんでした。
いくつになっても勉強は大事だなと思います。
学ぶ気持ち、変わる気持ちがなくなったらおしまいです。