上の図は栄養睡眠カウンセラー協会 代表理事・前野博之先生の「成功する人ほどよく寝ている」から引用しました。
睡眠の理想の形(睡眠の深さとその経時的変化)を図にあらわしています。
よく「90分サイクルで深い眠りと浅いレム睡眠があらわれる」と言われます。
しかし、そんなにはっきりと90分サイクルは現れません。時間も回数も人それぞれです。
入眠してか3時間くらいの間に出る一時間半くらいの深い睡眠の相があります。
これがあらわれるかどうかが、睡眠の質のカギを握る大きな要素になります。
それを「深い睡眠」「ノンレム睡眠」などと呼びます。
その時、成長ホルモンが出て、大人なら免疫力を上げたり、肌をきれいにしたり、アンチエイジングに役立つなど体の成長や修復に大きな役割を果たします。
その後、波の谷底が少しづつ浅くなっていくのが理想的です。
成長ホルモンの出番が少なくなり、コルチゾールというホルモンの出番となって、そのおかげで
朝になると自然に気持ちよく起きれるのです。
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下の図は、スマホのあぷりである SLEEP CYCLE というアプリで私自身の睡眠を調べたものです。
左上 初めて私自身の睡眠サイクルを調べた時のもの。
深い睡眠が出ているのは良いのですが、深夜を抜けて朝になるほど、
波の谷底が上昇していません。
これでは朝の寝起きが悪かったのも無理ないなと思いました。
右上 朝方にかけて、波の谷底が上がってきています。 朝、スムーズに
起きれるようになったころです。
うれしかったです。
「先生。元気になったね」と看護師さんから言われました。
右 5時にトイレに起きてから再眠していますが、朝方にこれだけ深く
ねむってしまえば、朝は起きにくくなります。 なるほどな、と納得です。
自分の睡眠の状態を知ることはとても大切です。
スマホをもっていれば、誰でも簡単に測定することができます。
みなさんも一度、調べてみると、いろんな発見がありますよ(^_-)-☆
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人間には履歴効果といって、過去に同じリズムを続けていると、その後も同じリズムを続けやすくなります。
これは猫でも同じらしい。
我が家の猫は、「寝るしつけ」をしたため、私と同じ同じ部屋の同じ猫ベッドで、兄妹仲良く私と同じ時間に寝て、同じ時間に置きます。
まるで人間のように寝て・起きる*れもん君*いちごちゃん*です。
猫でもしつけ効果はあるんです。人間においておや!!
子供のうちに睡眠習慣をつけてあげましょう!