山梨県立大学の教授だった堤マサエ先生は、幼なじみだ。
今日、ささやかながら出版祝い会を開いてくださった。
滋賀にある、ちいさな田舎の村の出身で、私は少し年下の彼女と幼いころ
よく遊んでいたらしい。
「らしい」というのは、人見知りだった私のほうはうろ覚えなのだ。
山梨に移住して4年たった平成17年に子育ての本を出版した。
その時に私は本のことで山梨日々新聞に大きく載った。
新聞に載った私を見て「似ているなあ」と思ったという。
50年も60年もたっていたら、まったく別人だものね。
苗字が変わっているから、女性はわかりにくいのだ。
そして電話をおそるおそるかけてくださったのだ(人違いかもしれないから)。
もし、その時本を出していなかったら、再会することのなかった仲である。
それ以来、おつきあいがある。
同郷の隣の家の方だった方が、甲府に50年も住まわれて活躍されているなんて不思議。
堤先生、今日はありがとうございました。