医者が足りなくなる理由(わけ)

uid000003_20161009201217f225fc20

院長になって丸4年になった、私のような者がよく勤まったものと思う。
しかし「大変でしょう」と言われるが、院長だから大変と思うことは少ない。
「大変」なのは、フルタイムで働くと「主治医」になるからだ。

毎年、たくさんの医師が生まれ、女性も2割を占めるのに、あいかわらずの医師不足。
その原因は「フルタイムを避け、パート医師になる人が多い」のもひとつ。
だから勤務医はどこも不足している。

私も数年くらいはパート医師だったので、院長になるときには、だいぶ勇気がいった。
「主治医」になると、24時間、また土曜、休日も患者さんに対する責任が発生するからだ。
それがいやでパートになったり、開業をしたりする。
開業は決して儲けたいためだけではない。
内科の友人は、病院に行かない日曜日などないのがいやで開業したと言っていた。

当院は医師三人体制なので、いわば 「三人で協力して開業していると同じ。
なので、助けあうことが出来、かなりいい体制だと思う、だから勤まっている。

しかし、今回の三連休は、まったく休みがなく三連勤だ。
土曜日と月曜日が日直で。
今日の日曜日は、患者さんが悪くなられて病院に行った。
日直医師はいるが、やはり主治医という責任感はものすごく重い。

患者さんのことが心配で出かけてくるとき、夫から「まるでうれしそうだね」と皮肉られた。
家で心配しているより、見に行ったほうが楽だからかもしれない。
医事課の女性職員も休日出勤していた。
日直医師から「仕事しているほうが楽しそうだね」とからかわれていた。

そりゃあ、休みたい。
でも、やることやってなくて休んでいても、気持が楽にならないものね。

コミュニケーションをよくして、仕事がスムーズにいくよう、みなさんがんばりましょう。