年2回、職員全員が参加する納涼会、忘年会があります。
50年以上続く和やかな会食会です。
昔は病棟毎に催しものをしましたが、準備にとられる時間がもったいなく、今は現代風にお洒落な食事会に変貌してきました。
それでもこの人数を収容できる会場は少なく、幹事さんたちはご苦労なことだと思います。
今回は評判の良い結婚式場でしたが、料理はとても凝っていて味も良く、みなさん大満足のようでした。
私は酒も飲めず、騒ぐことも嫌い。また各テーブルを回って歩くほど、マメで気のきいた性格でもありません。静かにひとりで食べていたいほうなので、こんな雰囲気がちょうどいいと思っています。
会社社長と違い、院長といっても一医師一労働者に過ぎませんし、誰も酒をつぎに来たり、挨拶に来ることもなく、一職員としてマイペースで飲み食いしながら雰囲気にひたっていることが自分にとっては心地良いです。
職員さんたちが各テーブルで楽しそうにしているのを見るのがうれしいです。
この病院もなかなかいい雰囲気になってきたと実感します。もともと家庭的な病院として始まった歴史もありますし。
それでも○○さん来てないなあ、とか△さん元気ないかも、とか ♡さん 化粧しててきれい、とかしっかり見ています。
そうそう。私の新聞の連載に登場してストレスになったと悪く書かれた H氏が、いつになくヨイショしてくださり、お世辞とわかりつつ、もともとは仲が悪いわけでない人からのお世辞ってこんなにうれしいものかと再確認しました。
家に帰って報告したら「かまってくれる人がいて、良かったね」と言われました。
やっぱり、みんなに目をかけ、一言かけることの大事さを認識しました。大変なことですが、上に立つ者の最低限の心遣いは大事ですね。
料理は芸術的に工夫されていました。
ホタテ料理
アナゴ料理
理事長が私のカメラをじっと見て「そういえば、君と写真撮ったことないね」と言うので自撮りしました。
至近距離なので顔がヘンですが、とてもお洒落な80才。
元気の人生訓は。
① くよくよしない、引きづらない。
② 嫌なことから先にすます。
くよくよばかりしている私を白い眼で見るのには腹が立ちますが、でも見習ったほうが良さそうです。
やわらかく味の良いステーキ
デザート
最後の一本〆
また明日から頑張りましょう。