朝起きたら、今日もまた雪が積もっていました。寒いです。
でももう、慣れたかな。
私も夫も移住者(外者)です。
こちらには、子供も親類も又友人もほとんどいません。
淋しくない? って言われます。
若い頃だったら「そんなさびしい人生、嫌だ」と思ってた。
でも、私が孤独癖だということは今になってわかったこと。
さびしくないんです。
唯一、夫の妹が近くにいます。
妹も移住者で、子供たちは東京で、猫とふたり暮らし。
妹と私の距離感は絶妙です。
10数年のつきあいになるけど、ふだん、☎はしません。
相手の時間をとるからです。メールで連絡。
そして月一回だけ、日曜日に遊びに来ます。
3時間ほどいて、おしゃべりして、一緒にケーキや
夕食を作ります。
私にとっては月に一回の本当にうれしい時間です。
昨日が誕生日の私は、ひとつまた年をとってしまいました。
だんだん、こんな地味でひっそりとした暮らしが好き。
子供のころの自分にかえっています。
子供のころも、いつもひとりで絵を描いたり本を
読んだりしてる子供でしたから。
それと、父に似てきたなあと思う。
父は人とまったく交わることなく、孤独で晴耕雨読の
人生を貫いた。
最愛の妻に先だたれて一時は号泣しましたが。
孤独を愛する父の晩年はしあわせだったんですよ。