作業の力

当院の作業療法では様々なプログラムを行なっています。その中でも「作業療法」と聞いて一番に思い浮かぶのは手工芸のイメージだと思います。患者さんのニーズに応じて、ビーズ手芸や編み物、メタリックヤーン手芸、ぬいぐるみ作りなどなど…色々な手工芸はもちろん、塗り絵やパズル、プラモデル作りなど簡単、気軽に行なえるものも用意しています。

女性だけでなく、男性も行なっています。この日は男性の患者さんが刺し子やプラモデル作りを行なっていました。

病院に入院される時、それぞれ色々な問題を抱え、悩み、苦しんだ状態で入院される姿があります。そのような患者さんが治療期間の中、目の前で楽しそうに活動している姿を見ると作業の力を感じます。院長のコラムにも作業の大切さが書かれています。それぞれ目標は違いますが、何かに向けて取り組む事が治療の一歩になっていると思います。

平成28年の日本作業療法士協会のポスターです。小さな事からコツコツとやっていきましょう。

作業療法士・眞田