コミュニケーション

月に1度、ST(言語聴覚士)の平澤さんに来院してもらい、嚥下の評価や訓練を行ってもらいます。障害や年齢によって嚥下機能も低下し、口から食べ物を摂取出来なくなる方がいたり、誤嚥によって肺炎を引き起こしてしまう場合もあります。高齢者に限っては肺炎のほとんどが誤嚥性によるもので、死亡原因の第1位だそうです。いつまでも美味しいものを口から摂取したいものです。

嚥下訓練の他にもコミュニケーションの訓練も取り入れてもらってます。脳の器質的な問題で口の動き自体に問題が生じたり、言葉自体が出づらかったり、精神科で言えば薬の副作用などによって話づらい、話を受け取る側も聞き取りづらいといった問題が出て、コミュニケーションの障害につながっています。

STさんと一緒にコミュニケーションを取りながら楽しく行っていて、終わった方はみんな笑顔です。こういった一つ一つの楽しさが自信につながって、普段の生活でも楽しくコミュニケーションを取っていただきたいと思っています。

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作業療法士・眞田